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コラム

子どもに対する「あなたのため」や「将来のため」は教育熱心ではなく、教育虐待です。

子どもの能力や許容範囲をこえて、勉強や習い事を保護者が強いて精神的に子どもを傷つけることを教育虐待といいます。
最も多くみられるのが受験などで教育熱心といわれる保護者が過大な期待を寄せて必要以上の学習を強いてしまい、目的が達成できなければ強く叱責し子どもを追い詰め子どもの人格形成に悪影響を与えてしまいます。

教育熱心との違いは誰のためかの違いでしょう。教育熱心は子どものために何が必要で何をすべきかそのためにどうしたらいいかを考えることのできる行動です。教育虐待は一見子どものために見えますが、実は保護者の心を満たす行動となっています。

こうなってほしいといった思いが強すぎることで、子どもの思いをつぶしてしまったり未来までもつぶしてしまう可能性もあるのです。もう一度誰のための教育かを考える必要があります。

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