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コラム

勉強や運動など、結果ではなく経過を評価しなければならない理由とは?

子どもを一つの尺度で評価してみていくのは非常に危険です。
よくある危険な事例は、勉強や運動の成績がよいときだけほめてしまうことです。

子どもたちは親の期待に応えようと頑張ります。しかしながら、いつの日か勉強や運動の成績がいい自分だけが評価されていることに気づいたとき、成績の悪い自分は否定されると感じてしまうことがあるのです。

そしていつしか期待にこたえられなくなったとき立ち直れなくなります。

そのため、やるべきは結果ではなく、そこまで頑張った努力を評価すべきだということになるのです。その他のいいところを見て育ててあげておくことが大事です。

勉強や運動を伸ばしたい場合はそれら以外の行動、例えばご挨拶がしっかりできる、人にやさしく接することができる、小さな子、お年寄りに優しい言葉かけができる、お片付けがきっちりできる、まわりを明るく楽しくさせることができるなどを評価することで、子どもはグングンと成長することができると思います。評価すべきところは、日常の中にもっともっとたくさんあると思います。

その子自身を支える柱(自分の存在意義)は、一つでなくたくさんあれば、挫折を経験してもその子は潰されることなく生きていけます。

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