コラム
アレルギー疾患の予防にスキンケアは重要です。ヒトの身体のなかと外からの異物が接触する場所、感作の起きる場所は大きく3か所しかありません。
①腸管(栄養を吸収しないと生きていけません)
②気道(空気を吸わなければ生きていけません)
③皮膚(外の世界と接している部分の面積は一番です。)
この中で最も感作が起きやすい部位は皮膚と言われています。皮膚は何かを吸収したりする臓器ではなく、異物の侵入を防ぐために存在するからです。(皮膚から入ってくると敵とみなしやすい)
カサカサした皮膚というのは皮脂膜が少なく、バリアの機能が弱く異物の侵入を防ぐことができません。侵入してきた物質が免疫細胞と接触すると感作が成立してしまいアレルギー疾患を発症してしまいます。足りない皮脂膜を補うことが保湿になります。
小さい頃から保湿することでアレルギー疾患を予防できる可能性が言われています。そして皮膚と皮膚のふれあいは愛着形成にも役立つものと考えます。親子のスキンシップが重要です。
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