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コラム

愛着(アタッチメント)の重要性。お互い目をみて心のやり取りを行うことが必要です。

愛着とは人を無条件に信頼する能力のことです。保護者(多くは母親)によって作られた安全基地の存在のことです。何があっても保護者に助けてもらう(かかわってもらう、心のやり取り)経験を積むことによって獲得していきます。

子どもたちは安全基地がしっかり存在することで様々な困難、世の中という荒波の中に立ち向かっていくことができます。どんなに大変なことがあろうと安全基地に帰ってきさえすれば、何とかなるという安心感(安らぎ)が子供たちを健やかに成長させます。

スマホやテレビは愛着の形成を阻害します。お互い目をみて心のやり取りを行うことが健全な愛着形成には必要です。乳児期の愛着の問題が青年期すぎても影を落とすことはしばしばあります。(人との関係性が下手で生き辛さを感じやすい。)さらに依存症になりやすいといわれています。(人に頼ることができず物、行為に依存してしまいます)

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